営業時間:10:00~17:30 (第2・4木曜日 定休)
加盟店数には限りがございます。お早めにご相談ください。

これでいいのか!?墓石業界!「デザイン等知的財産盗用」編

 
これでいいのか!墓石業界!「デザイン等知的財産盗用」編
この記事を書いている人 - WRITER -

2020年開催予定の「東京オリンピック・パラリンピック」エンブレムが、ベルギーにある劇場のロゴに酷似しているというパクリ疑惑が2015年の夏に話題となり、このエンブレムの使用は中止となりました。

 

このように、他のデザインを無断で模倣・盗用することは、意匠権侵害等、知的財産の侵害として世界的に取り締まりが厳しくなっています。

 

こんにちは。(一社)日本石材産業協会認定「1級お墓ディレクター」資格の能島孝志です。

兵庫県神戸市で、“カロート(納骨室)に水が入らない特許構造墓石”『信頼棺®』を取り扱う、(株)第一石材の代表を務めさせていただいております。

能島

中国では、コピーや模倣をすることに対して罪悪感はないようですが、日本や欧米諸国では、デザインの盗用は立派な犯罪なのです。

 

しかし、恥ずかしいことですが、私たちお墓の業界もデザインの盗用問題に関しては中国のことを言える状態ではないのです。

 

他人のお墓のデザイン盗用なんて当たり前の業界

他人のお墓のデザイン盗用なんて当たり前の業界

心無い一部の業者だけだと思いたいですが、結論から言うと、他人のお墓のデザイン盗用なんて当たり前です。

 

パクリ放題というのが現状です。

 

昭和の時代までのお墓の形といえば、地域による違いはありますが、四角い石を3段ないし4段積み重ねた「和形墓石」と呼ばれるものだけでした。

それ以外となると、五輪塔や宝篋印塔、そして、まれに「オルガン型」と呼ばれる洋型墓石くらいでしょう。

 

それが、平成の時代に入ると、オルガン型の洋型墓石ともひと味違う、自由な発想で個性を前面に打ち出した「デザイン墓石」と称される墓石が登場してきました。

 

そうなると、これまで和型墓石だけをつくり続けてきた石材店も、消費者の要望に対し、デザイン墓石の注文に対応しなげればなりません。

 

ただ、ひと口に「和型墓石」「デザイン墓石」と言いますが、実際には、まったく別次元のモノづくりであると言ってもいいでしょう。

例えて言うなら、今まで伝統的な蕎麦屋一筋でやってきたお店が、ある日突然、フランス料理店を始めるくらいの違いがあります。

 

お墓づくりには、モノづくりという加工の難しさも当然ありますが、「デザイン」を考えるというのも決して簡単なことではないのです。

 

だからといって、他人のお墓のデザインを盗んでいいわけがありません。

 

墓石業界において「デザイン料」は理解を得にくい

墓石業界において「デザイン料」は理解を得にくい

「デザイン」と呼ばれるものは、

 

  • 服飾でも
  • 宝飾でも
  • 建築でも
  • 広告でも
  • 工業製品でも

 

それぞれに、プロのデザイナーという職業が存在します。

 

近年でこそ、プロの「墓石デザイナー」たるものが存在しますが、平成の初めころには墓石専門のデザイナーなんていませんでした。

当社もグラフィックデザイナーに墓石のデザインを依頼をしておりました。

 

もちろん、プロに依頼するわけですからデザイン料が発生します。

 

この「デザイン料」というものが、墓石業界ではどうも理解を得にくいようです。

 

墓石業界では、

 

  • 石を仕入れる
  • 加工賃が掛かる
  • 施工費を支払う

 

など、お墓をつくる工程に生じる費用を支払うことに関しては「当然」という理解なのです。

 

しかし、

 

  • デザイン
  • ノウハウ

 

などの知的財産にお金を支払うことは、「もったいない」「納得できない」と考える経営者が意外に多いのです。

 

これは、お墓に関しては、お客様からデザイン料をもらえないという環境が影響しているのかもわかりませんが、それに加え、デザイン盗用という行為に、罪の意識を感じている人が他の業界と比べ少ないと言えるでしょう。

 

だから、お客様からデザイン墓石の相談を受けた際に、「どこかの霊園で気に入ったお墓を見つけてくれれば、それと同じものをつくりますよ!」

…なんてことを、お客様に対してごく平然と言えるのです。

 

過去に、当社で建てさせていただいたデザイン墓石のデザイン盗用でこんなことがありました。

ある石材店の営業マンが白昼堂々と他人のお墓の中に入り、墓石から外柵・付属品に至るまでの各部材の寸法を隅から隅まで測り、さまざまな角度から写真を撮りまくっている姿に出くわしました。

たまたま通りかかった私の姿を見るなり、慌てて立ち去って行きましたが・・・

 

これって、不法侵入にならないんでしょうかね?

 

大切なご先祖様が眠っているところに無断で足を踏み入れるなど言語道断です。

 

これでいいのか!?墓石業界!

 

デザインなどの知的財産を盗むこともりっぱな犯罪です

デザインなどの知的財産を盗むこともりっぱな犯罪です

今でこそ、石材商社が展開するオリジナルデザイン墓石やデザイナーズブランド墓石によるデザイン提供の影響もあり、ひと昔前と比べるとお墓のデザイン盗用はいくばくかは少なくなったかと思います。

 

過去には、墓石のデザインに関して訴訟問題にまで発展し、被告(デザイン墓石の意匠権を侵害した石材店)の意匠権侵害を認め、和解金として300万円を原告(意匠権をもつ業者)に支払うよう勧告されたケースも出ているのです。

 

しかし、残念ながら氷山の一角です。

 

デザインの盗用は不正競争防止法違反に抵触し、原則として、10年以下の懲役、又は1,000万円以下の罰金と、懲役と罰金の両方を科することができるなどが定められています。

他人のモノを盗むことはもちろん犯罪行為ですが、デザインやノウハウなどの知的財産を盗むこともりっぱな犯罪なのです。

 

当社がフランチャイズ展開を進めております、“納骨室に水が入らないお墓”「信頼棺®」も、過去のデザイン盗用の苦い経験から、特許登録・実用新案登録・商標登録をしております。

これらの登録は、加盟店様の利益を守ることはもちろんのことですが、中途半端な模倣によって消費者に被害が及ばないようにすることも大きな目的です。

 

模倣するほうが楽かもしれない。

でもそんなことをしても世界はよくならない。

 

by スティーブ・ジョブズ

 

石だけではなく、デザインやノウハウにもお金が掛かるのです。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。

墓石業界では、デザインだけに限らず、ノウハウなどの知的財産権に対する代価への理解がどうも得にくいようですね。

 

“納骨室に水が入らないお墓”「信頼棺®」も、加盟店様から貴重な代価をいただき運営しております。

 

これを、

 

  • 「高い」と感じるか?
  • 「安い」と感じていただけるか?

 

は、ともかくとして・・・

 

お客様には大変喜んでいただき、

かつ、

他社との競合にめっぽう強いアイテムであることは間違いありません。

 

もし、あなたのお店が多少の費用を掛けても一歩前に進もうと考えているのなら、私たち「信頼棺®」フランチャイズ加盟店本部はきっとお役に立てるでしょう。

 

しかし、あなた自身が、

 

「ノウハウ」にお金を払うなんてもったいない!

 

と思われるのなら難しいかもしれません。

 

興味がおありの方はまずはお問い合わせください。

 

 

この記事を書いている人 - WRITER -

- Comments -

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です