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伝統の上に新しいお墓の技術を重ね持つ神奈川県川崎市の吉澤石材店の凄さ

 
伝統の上に新しいお墓の技術を重ね持つ神奈川県川崎市の吉澤石材店の凄さ
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神奈川県川崎市の登戸(のぼりと)に店舗を構える吉澤石材店様は、寛政年間の創業230年を誇り、現在8代目当主の吉澤光宏氏が代表を務める老舗石材店です。

 

こんにちは。兵庫県神戸市の株式会社第一石材の能島孝志です。

“カロート(納骨室)に水が入らない特許構造墓石”『信頼棺®』のフランチャイズ加盟店システムを運営させていただいております。

能島

吉澤石材店様は、超がつくほどの老舗石材店にもかかわらず、お客様のためになることならば、
新しい技術や仕組みを積極的に取り入れるという、素晴らしい考え方の石材店です。

 

そして、私たちが提案する特許・実用新案登録の新構造墓石である、“納骨室に水が入らないお墓”「信頼棺®」の関東方面唯一の取扱店でもあります。(2021年3月現在)

 

その、吉澤石材店様(吉澤光宏社長)が、墓石・石材業界誌「月刊石材」(株式会社石文社発行)2020年8月号の巻頭特集「新時代を生き抜く老舗石材店」として取材掲載されました。

 

以下、掲載記事を原文のままご紹介させていただきます。

 

◆創業230年/有限会社吉澤石材店(神奈川県川崎市)の歴史

 

東京都府中市の大國魂神社・神前灯籠(天保11年)に「登戸 石工 伊勢屋藤三郎」の銘が残り、2代目の作品であることを示す。

 

他にも神奈川県藤沢市の江島神社奥津宮の灯籠(弘化3年)、神奈川県伊勢原市の普済寺の石造多宝塔(天保9年)など多数あり、寛政年間の創業・現在8代目と推定される。

 

2020年に区画整理事業のために現在地に移転したが、研磨機やオフカット等の機械、仏像や狛犬など先祖の作品は残した。

 

今後は墓石展示スペースを設ける予定。

 

お客様の価値観を定めることなく、時代に合った最良の仕事を追求・提案する

時代に合った最良の仕事を追求・提案する

川崎市の登戸(のぼりと)にはその昔、「石屋河岸(がし)」という用水路があった。

 

伊豆や真鶴などから海路を船で運ばれてきた石は川舟に積み替えられて多摩川を遡上し、この「石屋河岸」をたどって行き着く先が(有)吉澤石材店だった。

 

創業はいまから約230年前の寛政年間。

「石屋河岸」は、その後の都市化とともに消滅したが、その案内板が同社の旧店舗前に市の観光協会により立てられている。

 

旧店舗というのは、2020年10月に登戸駅前区画整理事業のために現在地に移転したため。

といっても新店舗も駅から至近で、「登戸」といえば「吉澤石材」というほど多くの市民に親しまれている。

 

私が子どものころには職人さんが10人くらいいて、大谷石や白河石をトントン叩いて外柵などをつくっていましたね。

 

その後、ミカゲの外柵が普及すると茨城でつくるようになりましたけど、昭和50年代はまだ自社で加工していましたよ。

 

休憩時間に作業場に行くとお菓子をくれるから楽しくてね。

 

『石屋っていいな』なんて、子供心に思っていました(笑)

吉澤社長

現店主の8代目・吉澤光宏社長はそういう。

 

大学卒業後とあわせて家業に入った。

 

「これからは営業や施工を学ばなくては」という先代の方針から静岡県の大手石材店で2年ほど修業した。

でも、「いまから考えると、岡崎にも行けばよかったかな」と思ったりもする。

 

同社の長い歴史のなかで、代々続けてきた“つくる”ということが、「石屋の本質にかかわるのではないか」という実感を強めているからである。

 

多くの老舗店がそうであるように、同社も正確な創業年を把握していない。

しかし、郷土史家の調査などから、たとえば東京・府中の大國魂神社や神奈川・湘南の江島神社の石灯籠に2代目の銘が残されていることなどから、寛政年間の創業と推定される。

 

その他にも近隣の多くの神社仏閣等に先祖たちが手がけた石造物が残り、それらに触れ、親しむほどに、吉澤社長は“石の本質”を考えるようになる。

 

お施主様の安心のために最良の仕事を追求

お施主様の安心のために最良の仕事を追求

先祖がつくったものが、皆様に大切にされ、手を合わせていただきながら、時代を超えて残されています。

 

祖父(戦死)を含め、父より前の人には会ったことがありませんが、石造物を通じて先祖の石工としての姿勢を身近に感じることができる。

 

いまは墓じまいが増えて、先代、先々代が建てたお墓を解体することもありますが、『しっかりとした仕事だな』と感心させられます。

 

私は先祖のようにつくることはできませんが、だからこそお施主様の安心のために最良の仕事を追求しています。

吉澤社長

先祖がどのような思いで石に向き合い、つくり続けてきたのか。

その背景まで想像し、思いを寄せることで先祖とつながり、自身のルーツが改めて呼び覚まされる。

 

吉澤社長が実感している“本質”とは、そういうものであろう。

 

幅広い国産材による建立実績

幅広い国産材による建立実績

その最良の仕事の追及は、一つに国産材の使用に表れている。

 

真壁小目を中心に、これまで柴山石、浮金石、伊達冠石、羽黒糠目石、本小松石、万成石、庵治石、大島石など多数の建立実績を持つ。

 

若いころは各産地に足を運び、情報収集に励んだ。

その知識が販売実績の裏付けになっているのはいうまでもない。

 

国産材の割合は半分くらい。

 

基本的に建立例の写真をファイルにして商談の際にお客様に見ていただき、また見積もりにも必ず国産材を入れています。

 

外材も実績のある石以外は極力使わないので、決して安売りではありませんが、最終的に決めるのはお客様。

だから、その選択肢を狭めず、価値観を定めず、できるだけご要望を聞いて、それに応えられるように提案材料を幅広く用意するのが、私のこだわりの一つですね。

吉澤社長

近年増加の五輪塔建立実績

近年増加の五輪塔建立実績

また、五輪塔の建立実績が近年増えているのも特徴の一つだ。

 

前述のように先祖代々の仕事に触れるなかで古い石造物にも関心が及び、各地に残る重要文化財などの石造美術を学ぶ。

業界内の勉強会・研修会等にも率先して参加し、知識や情報を蓄積し、自信を持って五輪塔を提案できるようになった。

 

特に、庵治産地の石工が伝統的技法を用いて国産材でつくる五輪塔は、この3年間で毎年1基ずつ建立している。

 

商談時に建立例の写真を見せると、必ず興味を持たれる方がいらっしゃいます。

 

国産材の国内加工で安心感も高く、年月の経過とともに味わいも増していく。

 

よりよいものを提案できれば他社との差別化にもつながります

吉澤社長

常に新しい情報や工法の検討に努める

常に新しい情報や工法の検討に努める

最近はホームページからの引き合いもあり、またお寺様からのご紹介もありますが、お客様が“登戸の石屋”と承知していて依頼されることが多いです。

 

それだけ施工にも気を配り、合口を荒らすのは当然のこと、常に新しい情報や工法を検討するようにも努めています。

 

『他社に絶対負けない施工をする』のが私のプライド。

 

字彫りも、いまは外注ですが、原則、正面文字の底は丁寧にさらって仕上げます。

そういう仕事の一つひとつがお寺様やお施主様の安心や評価につながるはず。

 

決しておろそかにはできません。

吉澤社長

ただ、現状は、当地でも墓じまいが増加し、お墓離れ・寺離れが危惧されている。

 

一方で同社とお付き合いのある寺院でも永代供養墓の設置が進み、安易な墓じまいの受け皿にもなりやすい。

そのなかでいかにお墓。あるいはお寺を将来へとつないでいくか。

 

そのための新たな提案も吉澤社長は考えている。

 

やはり、いまは寺院墓地でも有期限のお墓は不可欠ではないかと思います。

 

墓じまいと同時に増える空き区画を、いかに現代のニーズに即したお墓として活性させるか。

墓地の仕様に期限を設け、永代供養墓を活用すれば墓地を循環して使用していただける。

 

お寺にとっては円が途切れず、またお客様にしても『お寺にお墓がある』という安心感がある。

 

双方にメリットのある仕組みづくりを考え、今後はより具体的にお寺に提案していきたいと思います

吉澤社長

吉澤社長は最後にそう話してくれた。

 

九代目となるご子息は学生で、家業を継ぐかは未定だが、将来を見据えたその言葉は圃場に力強いものであった。

 

今後の展開にも大いに期待したい。

 

◎有限会社吉澤石材店

神奈川県川崎市多摩区登戸3511

TEL.044-911-2552

 

引用元:「月刊石材」(株式会社石文社発行)2020年8月号

 

6.まとめ

今回は、神奈川県川崎市の吉澤石材店様の業界誌取材記事をご紹介させていただきました。

 

私たちが提案する特許・実用新案登録の新構造墓石である、“納骨室に水が入らないお墓”「信頼棺®」の関東方面唯一の取扱店(2021年3月現在)としてもご活躍をされております。

 

230年もの歴史がある老舗石材店なら、特に何も新しいことにチャレンジせずとも、これまでの実績だけでそこそこの仕事を取ることができるでしょう。

しかし、それに甘んじることなく、お客様にとってプラスになることであれば、積極的に新しい工法や技術を取り入れるところが、吉澤社長の凄いところです。

 

プロゴルファーのタイガーウッズが、かつて自身が日々どんなトレーニングをしていたかをインタビューで次のように話していました。

 

そうだな。朝起きて4マイル(6.4キロ)走る。

 

それからジムでトレーニングをして、その後に2、3時間球を打つ。

終わったらラウンドに出て、戻ってきたらショートゲームの練習をする。

 

それからまた4マイル走って、もし誰かがやりたいと言ったらバスケットやテニスをする。

 

それが毎日のルーティンだった。

 

引用元:GDOニュース/2018.2.14

タイガーウッズほどの実力ある選手が、人の何倍もの努力をしているのですから、他のプレイヤーはたまったもんじゃありません。

 

まさに、吉澤社長もこんな感じかもしれませんね。

 

 

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