経営が厳しい・・・嘆いているだけでは何も変わらない
ホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
私は、兵庫県神戸市にある株式会社第一石材 代表の能島 孝志(のじま たかし)と申します。
このサイトは、当社が開発した“防水構造を備えた墓”『信頼棺®』の正規加盟店を募集するために立ち上げたサイトです。
私もあなたと同じように石材店を営んでいるので、昨今の石材業界が厳しい状況であることはひしひしと感じています。
同業者と顔を合わせるたびに、話題に上がるのは景気の悪い話ばかり・・・
- お客様が減った
- このままで将来は大丈夫だろうか?
- いい加減な同業者だけが良い思いをし、頑張っている自分たちが報われない
2019年2月の業界紙でも、花崗岩製品の輸入量が激減していることが報じられ、国内の墓石需要が縮小していることが数値からも明らかになっています。
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「出典:平成31年2月5日 日本石材工業新聞」
そんな中、廃業をしていく同業者も多く、今はまだなんとか経営できているという石材店も、それがいつまで続くのか先行きは見えません。
石材業界は、どうしてこんな風になってしまったのでしょうか・・・
私は、その一番の原因は、これまでの石材店の商売の仕方に問題があったからではないか、と考えています。
どんな手を打っても、この右肩下がりの状態からは、すぐに上向きになることはないでしょう。
しかし、この状況を招いた原因を分析し、改善していくことで、衰退に歯止めをかけることはできるかもしれません。
そのために、ぜひあなたの力を貸していただきたいのです。
現状を嘆いているだけでは何も変わりません。
あなた自身、本当に危機感を感じているなら、まずは少しだけ私の話に耳を傾けてみてください。
お墓のあり方を伝えられる石材店に
私たち同業者の多くは、業界衰退の原因は“消費者のお墓ばなれ”だと思っています。確かにそれもあるでしょう。
しかし、そもそもなぜ、消費者は“お墓なんていらない”と思うようになったのでしょう。
それは私たち石材業者が
- なぜお墓が大切なのか。
- なぜ人はお墓の前で手を合わせたくなるのか。
- そこにどんな意味があるのか。
こうしたお墓のあり方、供養に込められた意味を、きちんと消費者に伝えてこなかったからではないでしょうか。
さて、あなたは上記の質問にスムーズに答えられますか?
これらの質問には、明確な正解があるわけではありません。答えは各々の石材店が自由に導き出せばよいものです。
にもかかわらず、黙り込んでしまったり、言いよどんでしまったりするようなら、石材店としては失格かもしれません。
考えてもみてください。
自分たちが販売している商品の価値を教えてくれないお店で、モノを買おうと思いますか?
かつて、石材業界では、だまっていてもお客様がきてくれて、何もしなくてもお墓が売れていました。
そんな時代が長く続いたせいで、この業界には自分たちが販売するモノの価値を見失っている業者がたくさんいます。
“お墓のあり方”を誰も教えてくれない。
そうなると、ご自身で必要性を感じる消費者以外は、“いらない”と判断するようになるのは自然な流れなのです。
「それならしかたない」と納得しないでくださいね。
この状態を受け入れるということは、諦めてしまうのと同じことだから。
この商売を続けていく以上、私たち石材店はそれぞれの理想とする“お墓のあり方”を明確に持つ必要があるでしょう。
そして、それをきちんと発信していくことだけが、消費者のお墓ばなれを食い止める唯一の方法だと思います。
顧客満足度を上げる努力を
お墓ばなれが進む一方で、お墓が必要と考え、私たちの元を訪れてくださるお客様もいらっしゃいます。
今では貴重な存在とも言える、これらのお客様に対して、あなたはどのように接していますか?
もちろん、ありがたいお客様ですから、とても大切にされていることでしょう。しかし、果たしてその気持ちは、サービスを通じてきちんとお客様に伝わっているでしょうか?
「お客様第一」「お客様のために」「お客様の立場で」・・・言葉で言うのは簡単です。たとえ悪徳業者でも同じように表現できることでしょう。
重要なのは、何らかの形でその想いを確実に届ける、ということではないでしょうか。
先にも述べた通り、私たちの業界はこれまで、お客様に困らないという時代が続いてきました。
それをいいことに、多くの業者は上から目線の商売を続け、消費者側の視点を著しく欠いたまま、この不遇の時代を迎えています。
こうした石材店が、数少ないお客様に今までのようないい加減なサービスを提供すれば、おそらくお墓ばなれをますます加速させるはずです。
私たちが今後すべきことは、それぞれの石材店が顧客満足度を上げていくこと。
お墓の必要性を感じてくださっているお客様たちに、心からご満足いただけるお墓を届けるのが使命となっていくのです。
『信頼棺®』加盟店募集のきっかけ
私自身も、日々「お客様第一」を掲げながら、その想いをどのような形でサービスにしていこうかと模索し続けてきました。
そんな中、あるとき、 お客様から「お墓に水を入れたくないが、どうにかならないか」というご要望をいただいたのです。
「防水のお墓なんてつくれるのだろうか・・・」
開発に着手する前は不安なことばかりで、今思い出してもよく挑戦したなと思いますが、当時の私は、とにかく「お客様が本当に望んでいるお墓を建てよう」とそればかり考えていました。
こうして完成したのが『信頼棺®』です。
実際におつくりさせていただくと、ご依頼いただいたお客様が喜んでくださっただけでなく、他のお客様からも「欲しい」と言ってもらえるようになりました。
『信頼棺®』によって、自社の売り上げは安定し、お客様単価も上がりました。他社ができない技術のため、相見積もりでも競合に勝つことが増え、他府県などの遠方からもお問い合わせをいただくようになりました。
そして何より、この仕様でおつくりすることで、ニーズが満たされたお客様はこれまで以上に喜んでくださり、会社としての信用度も格段に上がったと感じました。
「このツールは、お客様のためにも、石材店のためにもなる」
こうして私は、全国のお客様のため、また経営で悩む石材店のために『信頼棺®︎』をフランチャイズ化し、正規加盟店を募集することにしたのです。
私たちとともに戦う仲間を募集します
さて、加盟店を募集しておきながら、こんなことを言うのは大変恐れ多いのですが、この『信頼棺®』の正規加盟店によるネットワークはどなたでも大歓迎というわけではありません。
ここまでお話してきたように、私は石材業界衰退の原因は、石材業者のこれまでの商売の仕方に問題があったからだと考えています。
お墓の価値も伝えられない、上から目線の商売しかできない、こういう業者が一社でも多くその姿勢を変えていかなければ、近い将来、石材店は全滅してしまうかもしれません。
ここまで読んでくださったあなたなら、薄々気がついていたのではないですか?
周りの同業者を見ながら「なんだか間違ってるよなぁ」と。
私はこの石材業界全体を、もっと良い方向に変えていきたいと考えています。
しかし、既存のものを大きく変えようとすると、無意味なしがらみや慣例などが“伝統”と名を変えて道をはばみ、一人ではとても太刀打ちできません。ですから、同じ志を持った仲間を全国から募りたいのです。
幸いにも、私は『信頼棺®』というツールを手に入れることができました。
はっきり言って、『信頼棺®』の施工は石の使用量も増えますし、加工も複雑。それに、納骨時の作業も手間がかかるので、石材店にとっては決して「楽に稼げるツール」ではありません。
しかし、圧倒的にお客様に喜んでいただけます。
ですから、お客様目線を大切にし、ここに価値を感じていただける方にだけ、ご加盟いただきたいと考えています。
『信頼棺®』加盟店のネットワークを築き、ゆくゆくは、お客様が「このメンバーになっている石材店なら無条件で安心できる」という信頼のブランドづくりをしていきたいと考えています。
そして、ここに属する石材店を中心に、次世代の業界を先導していくという大きな目標があります。
会社社形態や規模、業績などはあまり重要ではありません。
私たちの価値観に共感し、ともに協力し合えるという全国の石材店の方からの応募をお待ちしております。