“納骨室に水が入らないお墓”「信頼棺®」が日本石材工業新聞に記事掲載されました
当社、㈱第一石材が特許・実用新案登録済みの独自構造墓石“納骨室に水が入らないお墓”『信頼棺®』が、この度、業界誌「日本石材工業新聞」(令和元年6月25日・第2182号)に取材掲載されました。
2019年(令和元年)5月10日(金)に、日本石材工業新聞社の特派員・林茂雄様が遠方にもかかわらず、わざわざ当社にご来社いただき、インタビュー取材をしていただきました。
記事掲載スペースは、なんと、ほぼ1ページの8段組みで掲載していただきましたので、残りの2段は『信頼棺®』フランチャイズ加盟店の募集広告を掲載させていただきました。
目次
“納骨室に水が入らないお墓”お施主様の声から生まれた『信頼棺®』
今回のブログは、日本石材工業新聞に掲載されたインタビュー記事を原文のまま、ご紹介したいと思います。
インタビュー 能島孝志氏(株式会社第一石材)
『信頼棺®』という製品が今年1月に特許を取得した。
この製品を開発したのは、株式会社第一石材(兵庫県神戸市)の能島孝志社長である。
「カロートに水が入る」という事例は、石材業界では知られていることでもあるが、その一方でエンドユーザーには伝えにくいものとして扱われていた傾向もあるのではないだろうか。
この課題に挑戦したのが『信頼棺®』である。
『信頼棺®』開発した経緯などについて能島社長にインタビューした。
今回の新製品を開発することになったきっかけを聞かせてください。
林さん
これまで石材業界にいて「カロートに水が入るのは仕方がない」というふうにずっと思っていました。
ところが石材店にとって普通であることが、お客様にとっては普通ではないんですね。
能島
そして、それが普通かどうかという問題以前に、「カロートには水が入る」ということを我々はお客様に伝えてきませんでした。
ですから、お客様はカロートの中がどういう状態になるのかを知りませんし、カロートの中に水が入る心配が頭をよぎることもありません。
能島
一部の地域や石材店では、カロートに水が入らない構造を確立されているところもありますが、全国の多くのお墓はカロートに水が入ってしまう構造になっていると思います。
能島
水が入る隙間があるということは当然虫も入りますし、ハチが巣を作ったりもします。
その事実に対して、これまで石材業界では目をつむってきたとも言えると思いますし、私自身もそうだったのです。
能島
ところが、あるお客様から「お宅では水が入らないお墓を作ることができますか?」という問い合わせがありました。
最初は「多少はどうしても水が入ってしまいます」というような対応をしていたのですが、「そこだけは絶対譲れない」とそのお客様は言うわけです。
能島
その方はネットでいろいろと石材店を調べ、何軒かの石材店に問い合わせをしたそうですが、返ってくる言葉はどこも似たり寄ったりだったそうです。
能島
そのお客様Aさんからこんなふうに言われました。
「あなたがたの業界は、消費者が困っていること、悩んでいること、解決したいことに取り組もうという姿勢がないんですか?」と。
能島
「世の中のあらゆる製品は、消費者の不便を解消するため、より使いやすく優れたものにするのが普通なのに、自分たちがそれでいいと思ったら改善しようという気はあなた方にはないんですか?」と言われたとき、愕然としました。
自分にショックを受けたのです。
能島
他業種から石材業界に入った私にとって、消費者の目線で考えられることが強みだと考えていました。
ところが、何十年かこの業界に身を置いているうちに、それが薄れ、知らないうちに業界の常識に染まってしまっていた自分に気づいてショックを受けたのです。
能島
そのお客様との出会いによって『信頼棺®』という製品が生まれたわけですね。
林さん
そのお客様との出会いが『信頼棺®』を開発するきっかけでした。
Aさんと出会っていなければ、今でもカロートの状態をあえて説明するようなことはしていないでしょうし、聞かれた場合には「カロートにはどうしても多少の水が入ってしまいます」と答えていただろうと思います
能島
Aさんには「即答はできませんけれども、宿題という形でお時間をいただけませんでしょうか」と申し上げ、その日から「水が入らないカロート」を考え続ける日々を送りました。
納骨日が決まっていましたので、それほど時間に余裕があるわけでもありませんでした。
手描きでもCADでも、あれやこれやと構造を考え、試行錯誤の末にようやく水が入らないカロート『信頼棺®』が出来上がりました。
能島
『信頼棺®』を使った見本墓石をそこにいくつか展示してありますが、外見上はほとんど違いがわからないと思います。
神戸型、京都型、岡山型、名古屋型など、お墓の違いは地域によって多少の違いはありますから、『信頼棺®』を採用することで、各地域の形に若干変更を加えなければならない面はありました。
能島
洋型・デザイン墓石・リフォーム工事にも対応が可能です
一般消費者には模型を使って説明をされているそうですね。
林さん
はい。
実際にやってみます。
能島
(石のミニチュア墓石の模型を組み立てながら)これは一般的なお墓の模型です。
一番下にある芝台は四つ石と呼ばれるように、4つの部材を組み合わせて出来ています。
この中が、お骨を納めるカロートになります。
この四つ石の構造を変えない限り、カロートにはどうしても水が入ってしまいます。
能島
(別の模型を組み立てて)こちらが『信頼棺®』の模型です。
現段階では、カロート内部の写真を掲載していただくことはできませんが、こうした実際の模型でお客様には説明しています。
能島
一般的なカロートに比べると構造が複雑ですから、加工も施工も手間がかかります。
水が入らないというメリットのかわりに、そうしたデメリットがあります。
能島
デメリットは石材店にとってのものですが、メリットは消費者にとってのものだと。
林さん
そうですね。お客様にとっては、加工・施工・納骨の手間はデメリットにはなりません。
あくまでも石材店にとってのものです。
能島
そしてメリットは「水が入らない」ということのほかに「地震に強い」ということもあります。
能島
一般的な墓石は四つ石の上に乗っていることが多く、また石材店によっては一寸掛けと言って四方約3㎝幅の上に置かれていることも少なくありません。
能島
大きな地震によって墓石が四つ石の中に落ち込んでしまう例をいくつも見てきましたが、『信頼棺®』はその心配がない構造になっています。
水が入らないだけではなく、従来の構造を各段に上回る強度が手に入りました。
能島
四つ石は才数・加工・運搬の合理性によってこれまで使われてきたわけですが、これらはすべて石材業界側の都合のように思います。
もちろんコストがかかれば価格に反映されますから、お客様にとっても影響はあります。
ですが、基本的には業界の都合だと思います。
能島
「お骨を土に還す」という風習にしてもそうですね。
住所を移転することが増えた今の時代には、お骨を骨壺の状態で安置することを希望されるお客様も多くなっています。
当社の場合では8割ほどになりますが、『信頼棺®』ならきれいな状態で骨壺を安置することができます
能島
『信頼棺®』に対する消費者の反応はいかがですか。
林さん
この『信頼棺®』を希望される方がどれくらいいるのかを、255人のお客様に尋ねたところ、97.8%の方が希望されました。
能島
特許を取得したのは今年1月ですが、3年前から出願していまして、実用新案も登録され、すでにホームページでも紹介をしてきました。
各地から想像以上の反響をいただき、関東でもすでに施工実績があります。
能島
『信頼棺®』は和型墓石でも洋型墓石でもデザイン墓石でも使えますから、どんなお墓にも採用できます。
また、既に建っているお墓へのリフォーム工事にも対応が可能です。
能島
特許を無事取得できたので、これから全国的に普及させていきたいと考えています。
能島
今後の展開をどのように考えていますか?
林さん
『信頼棺®』の加盟店は現在6社(8店舗)です。
自社だけでは当然施工できるお墓に限りがありますので、信頼できる石材店さんにはお声掛けするなどして、徐々にフランチャイズ展開していこうと考えています。
能島
ただし、それほど数を必要としているわけではありません。
数よりも質を重視したいと考えています。
各都道府県で少なくとも1~2社あればと考えており、あまり数が増えないように、書類審査と面接をさせていただく形をとらせていただいています。
能島
『信頼棺®』の加盟店は現在6社(8店舗)です。
自社だけでは当然施工できるお墓に限りがありますので、信頼できる石材店さんにはお声掛けするなどして、徐々にフランチャイズ展開していこうと考えています。
能島
ただし、それほど数を必要としているわけではありません。
数よりも質を重視したいと考えています。
各都道府県で少なくとも1~2社あればと考えており、あまり数が増えないように、書類審査と面接をさせていただく形をとらせていただいています。
能島
加工・施工・納骨の手間がかかっても、お施主様に喜んでいただきたい。
その想いを共有していただける誠実な石材店の方に『信頼棺®』を使っていただきたいということで、あえて敷居を高くしました。
能島
3年間、『信頼棺®』をお客様にお勧めしてきて、このブランドに確信が持てましたし、特許を取得できたことで法律的な保護を受けられるようにもなりましたので、信頼できる方々と一緒にこの『信頼棺®』を広めていきたいと考えています。
能島
『信頼棺®』フランチャイズ加盟店募集中!
㈱第一石材が特許・実用新案登録済みの独自構造墓石“納骨室に水が入らないお墓”『信頼棺®』を取り扱っていただけるフランチャイズ加盟店を募集しております。
お客様のニーズを満たし、他社との圧倒的差別化が図れます
今の時代、相見積もりなどの理由による他社との競合は当たり前です。
お墓の購入に2回目はまずありません。
他社との競合に負ける=敗北なのです。
かと言って、価格競争で勝っても何の意味もありません。
特許・実用新案登録済みの独自構造である『信頼棺®』は・・・
1.水が入らない!ハチなどの虫が入らない!
2.地震にも強い段違いの強度!
3.長期間、修理不要の耐久性!
…といった優れた特徴で、他社との競合に負けない圧倒的差別化を図れるツールです。
長年の伝統と実績を積み重ねて来られた石材店様だからこそ、新しい手法を加わえることでさらなる信用・信頼につながると確信しております。
『信頼棺®』フランチャイズ加盟資格
『信頼棺® 』は特許・商標登録済みの新構造による墓石のため、構造ならびに商標の使用に関しては、事前に加盟店契約の締結が必要となります。
また、誠に恐縮ですが下記の加盟資格を設けさせていただいております。
●法人、個人問わず
●事業年数は問わず
●小売石材店でリアル店舗があり、墓石のネット販売を行なっていない
●石材商社、加工卸業者ではない(※小売り兼業の卸業者は、小売部門のみ加盟可能)
●激安石材店ではない(※『信頼棺®』の施工にかかるコストを下げると製品に著しい悪影響が生じるため)
こんな石材店様を求めています
私たち『信頼棺®』フランチャイズ本部は、ライセンス料等でビジネスをしようという気はさらさらありません。
ですから、応募してくださるすべての石材店さんにご加盟いただこうとも考えておりません。
『信頼棺®』フランチャイズ加盟店を募集している一番の目的は、全国のお客様が安心してお墓づくりができ、喜んでくださることなのです。
『信頼棺®』は、何よりもお客様のことを第一に考えて開発した構造です。
それゆえ、日頃からお客様目線に立ち、商売に真摯に向き合っている真面目な石材店様にこそ、ご加盟いただきたいと考えています。
こんな石材店様を求めています。
・お客様に敬意をもっている
・良いものを提供したい
・まごこころを込めたお墓づくりができる
・真面目でルールが守れる
・新しい手法やサービスを拒絶せず、積極的に取り組む
『信頼棺®』は、必要としてくださるお客様も多く、他社との差別化もできるために相見積もりにも強いツールです。
しかし、上記のような石材店でなければ加盟店になっても成功することはありません。
なぜなら、楽な加工・施工で効果を発揮するようなものではないからです。
単に売り上げUPだけを望んでいる石材店にとっては、ただの面倒なアイテムとなってしまうことでしょう。
なお、近隣の同業者間での競合を防ぐために、加盟店は一都道府県につき2社限定とさせていただいております。
まとめ
あらためまして、『信頼棺®』フランチャイズ加盟店本部の㈱第一石材の能島孝志と申します。
このブログを読まれて、きっと「たかだか一石屋のくせに生意気な!」と思われた方もいることでしょう。
しかし、放っておいても勝手にお墓が売れる時代は終わりました。
「どうせ消費者は何も知らない」という時代も終わりました。
何十万円、何百万円という高いお金を払う以上、消費者はどこの石材店でお墓を買うべきなのかを冷静に見ています。
そのためには、「消費者に選んでもらう理由」が要るのです。
それがないため、ついつい値引き合戦に参入してしまうのです。
今こそお客様の方を向いた真摯な商売をする必要があります。
この機会に、私たちと一緒に『信頼棺®』を取り扱ってみませんか?
私たちの価値観と共有していただける石材店様のお問い合わせをお待ちしております。